最近星をみています.
去年のブラックフライデーでKenkoのSkyExplorer SE-GT102Mが安くなっていたのでポチったのですが,久しく在庫がなかったらしく,3月末とどいたのでいろいろいじっています.
星の世界は空を見上げると金額も青天井なのと,必要な知識もすごいですが,電子工作や3Dプリンタと同じようにひと昔前に比べると手が届きやすい世界にもなっているようなので手を出してみました.程々のお金で,程々を見るのが目的です.(先人の知恵とやってみないとわからないことの境界をフラフラする様を書いていこうと思います.)
さて,望遠鏡を買って使ってみようとして気づいたのが,そもそも夜,綺麗に晴れることが少ないことです.雲ひとつなく快晴って少ないんだなぁと実感しました.後,街の明かりがめちゃくちゃ明るいこと.少し中心から離れた郊外に向かっても明るいし,田園地帯に入っても街のあかりが見えます.行きやすくてそこそこくらい場所を探すのも必要ですね.
そして実際に望遠鏡覗いて思ったのが,ピントが合っているかいないか分かりにくいことです.手でピント合わせると望遠鏡が動くので接眼レンズの像もブレるし,どこからが行き過ぎなのかもわからない.明るいうちに地表の構造物で合わせておくのが良さそうですが,バーティノフマスクというスリットの入ったマスクを使うとピント調整がしやすいということなので作成してみることにしました.
プラ板などから切り出しても作れるようですが,せっかくなので3Dプリンタを使ってみたいと思います.
まず,Tri-BahtinovマスクのデータをWeb上で作成してくれるサイトをSatoru Takagiさんが作成してくださっているので,”tribahtinovWebApps“にアクセスしてデータをインプットします.
私の持っているSkyExplorer SE-GT102Mは口径102mmで焦点距離1300mmのですのでパラメータは下記のようにしてみました.
作成した図面はSVG形式でダウンロードできるので, Fusion360で1.5mmの厚さにして,周辺の丸穴を消し,取り付け用の爪を4箇所追加してPETGで印刷しました.
こんな感じ.
晴れたら試してみようと思います(早速曇った).
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