前回に続きTEWLITE
今回は開発環境を揃えて,サンプルプログラムを書き込みます.
基本的にはなんでも良いのでしょうが,メーカー推奨のeclipseを使います.
C/C++の開発しかしないので
こちらのサイトの[Download Links]にある
[Mac OS X (Cocoa) 64-bit]をクリックしてソフトをダウンロードします.
KeplerとかLunaとかNeonとかはバージョンの名前です.
今回はNeon.
ダウンロードしたものを解凍すると[eclipse]というアプリケーションがでてくるので
これを適当な場所に移動して起動します.(インストーラーはないのでこれで完了)
念のためコンパイルできるかどうか動作確認をしてみます.(以下の行程はスキップしても良いです)
まずはWorkspaceを選びます.
/Users/ユーザー名/Documents/workspace
が選ばれていると思いますのでそのまま[OK]を押します.
次に[Welcome]のタブが出てきます.
ランチャになっているので[Create a new C++ project]を選びます.
[C++ Project]のウィンドウが開くので
プロジェクト名を適当な名前にします.
[Project type]は[Hello World C++ Project]にして,
[Toolchains]は[Cross GCC]を選び
[Next]を押します.
Basic Setting の画面が出ますが,[Next]を押して次に進みます.
Select Configurations の画面が出ますが,[Next]を押して次に進みます.
Cross GCC Commandの画面が出ますが[Finish]を押して次に進みます.
はじめの画面に戻りますので,ウィンド左上の[Welcome]のタブを閉じてしまいます.
すると[Project Explorer]やソースコーソが表示されると思います.
このままだとコンパイルはできても実行ができないので[Project]の中にある[Properties]を選び設定を追加します.
[Run/Debug Settings]を選んで右側の[New]を押します.
[Select Configuration Type]のウィンドウが出ますので[C/C++ Application]を選びます.
[C/C++Application:]の欄に[Debug/プロジェクト名]を入力し[OK]を押します.
これで[Run]から[Run]を選ぶと[Console]ウィンドウに
“!!!Hello World!!!”
が表示されます.
これで開発環境と動作確認は完了です.
一旦立ち下げましょう.
*スキップした方はここから
次にTWELITEのサンプルソースコードをメーカーサイトからダウンロードしてきます.
その1で入手している時には不要です.
もしまだダウンロードしていなければMac版の「2014/08月号 SDK ファイル 」をダウンロード.
ファイルをダウンロードしたら適当な場所におきます.
ここでは
/Users/ユーザー名/Documents/TWESDK/Wks_ToCoNet
にあるとして話を進めます.
次にEclipseを起動し,先ほど記入したSDKを置いたディレクトリを選びます.
バージョンが古いからうんぬんかんぬんとでますので[OK]を押します.
試しにSamp_PingPongを動かします.
[Samp_PingPong]のなかにあるPingPong.cを開きます.
この状態で[Build]するとエラーがでます.
Include fileにstdio.hを追加するとけるので
#include <stdio.h>
を16行目あたりの適当なところに記入しておきます.
これで[Build]すると無事コンパイルが終わります.
あとは,[Build]フォルダにできた
Samp_PingPong_PingPong_JN5164_0_1_4.bin
をその1で紹介したjenprogを使って書き込みます.
TWESDKを書類フォルダに入れている場合はターミナルで
cd ~/Documents/TWESDK/Tools/jenprog/ ./jenprog -f 0 ../../Wks_ToCoNet/Samp_PingPong2/PingPong/Build/Samp_PingPong2_PingPong_JN5164_0_1_4.bin
などと転送すれば書き込みができます.
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