ハイサイドカレントセンスIC LT6105CS5

ご無沙汰しております
まじめに働いていたので工作がおろそかになっています

今日は, モータードライブインバーターの電流測定を行うためにハイサイドカレントセンスICを試してみます
ICとしては入手しやすい秋月で手に入るLT6106CS5を使いました http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07300/ 

残念ながらDIPのパッケージはほぼ手に入らないのでSOT-23をピッチ変換基板を使って
DIP化しブレッドボードで試験します. 

表示できません。

(今日は手元に0.95ピッチ変換基板が無かったので0.65ピッチ用基板を無理矢理使いました)

実態配線図は次の通りです.
変換基板は適当な図面を作るのが面倒だったので, 6ピンのものを代用しています.
LT6105は5ピンで, 通常のパッケージの6ピンの位置に5ピンがきますので, 実態配線図でも変換基板の6ピンから配線を出しています.

測定電圧のゲインはRout/Rinで決まりますので, 上述配線図(10kΩ/100Ω)では100倍です. 

 実際の負荷で試せばいいのですが,まずはお手軽に動作実験をしてみます.
上述の回路図では, 負荷抵抗として100kΩをArduinoの5Vに直結しています.
シャント抵抗としては100Ωを入れています.
このため電流は49.95uAです(電源は正確に5Vではないのですがいまはおいておきます)

この条件の場合, シャント抵抗の電圧降下は4.995mVです.
これを100倍にしてAD変換で読み込みます.

テスターでの読みは0.497Vですので,
LT6106CS5はほぼ想定通りの動きをしているようです.

次にArduino内蔵のAD変換を使うことにします.

スケッチは下記の通り
シリアルモニターに読み値を返します.

int val=0;

void setup(){
  Serial.begin(9600);
}
void loop(){
    val=analogRead(0);
    Serial.println(val/1024.0*5.0,6);
    delay(1000);
}

結果は
0.483398
です.

あいませんね...
これはオペアンプでバッファ入れなくてはいけないコースでしょうか.

今日はこのくらいにしておきます.

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