外注によるプリント基板作成 その1 前置き

いろいろと工作をしているとやはりプリント基板をどうやって作るかという課題に突き当たります.

これまで, エッチングによる基板作成, CNCミリングによる基板作成を試してきました.
銅エッチングは露光・エッチングも慣れれば簡単ですが, 版作成にコストと手間がかかること, 80mm×100mm程度になるとパタンに応じて露光・現像条件に気を使うこと,エッチング液の処理に気を使う必要があるので, 少数基板を多数作る場合は総合的にみると私の場合割に合わないかなという考えです. 決まった基板を大量に作成する場合は条件出しをやりながら最適化できるので, それなりにいいかと思います.

一方, CNCミリングによる基板作成は片面基板であればそれなりの時間と,コストで作成ができることがわかりました. 数枚しか使用しない場合は版を作成する必要がなく,露光条件出しも必要ないので便利です. 研削時間がかかったり, ミリング刃のコストが高いなどの問題はありますが, 少量・多品種の作成となる趣味の電子工作には便利だと考えています.自作CNCミリングの作成にも現在取り組んでいます.

しかし,  2層以上になると時間的にも精度的にも割に合わなくなる気がします. そうなるとやはり基板メーカーにお願いしたくなります.

国内ベンダーでは, 50mm×50mm基板8枚で9,976円 とユニクラフトさんが最もコストパフォーマンスが良さそうです. さらに,Webでレビューを書くと基板三枚分無料という太っ腹キャンペーンを実施しているので,Eagleフリー版で作成できる最大サイズ80mm×100mmを3枚お願いしてみることにしました.

出来栄えもさることながら, ガーバーデータを作成して業者さんに送るのも初めてなのでデータ作成方法についても無料を発注の機会を使って勉強できればとの考えです.
次回データ作成から気づいたことを取り上げたいと思います.

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